俳句例会2022年01月

1月8日(土)13時より、昭和区生涯学習センターにて1月例会が行われました。

先生が選句した句は以下の通りです。

小春日や幼のこぼす鯉の餌
些かも雪吊りの縄弛みなく

        石橋 政雄(大6)

外ツ国の子より晴々初電話
初弥撒や深き祈りの白ベール

        伊與 正道(大6)

煤払ひ孫の背丈を待つ我が身
勢揃ひ何はともあれ初笑ひ

        大島 一彦(短7)

殊のほか白鷺聖し初御空
生かされてまた生きてゆく去年今年

        倉坪 和久(大13)

一年の垢擦り合ふ年の暮れ
冬晴れの伊吹崇めて辛味そば

        青山 政弘(大17)

あくる日の二つの塊や雪だるま
味薄き何か足りなき晦日蕎麦

        片岡 嘉幸(大25)

■定例句会のお知らせ
・感染症対策を実施して開催しています。
・次回例会は、令和4年2月12日(土)です。・次回吟行は3月8日(火)、場所は名古屋市農業センターです。

記: 片岡嘉幸(大25)