突撃インタビュー 第1弾

山内佳紀(大23・グリークラブ・森俊治ゼミ)氏

【企画】
会報に広告掲載頂いた方々について、その宣伝も兼ねてメルマガに順番に人物紹介記事を掲載する。その第一弾として今も現役の公認会計士としてご活躍されている山内さんを紹介する。
【訪問期日】
2022年2月25日(金)13時30分~14時30分
【インタビュー会場】
ご自宅(名古屋市昭和区山花町)の応接室兼娯楽室
【インタビュアー】
岸 泰志(大30・名古屋支部広報部長)

山内さんの大学までの生い立ちを教えて下さい。
もともと実家は名古屋市今池の仲田で楽器店を営んでおり、自身の生まれは中区で、小学校5年で昭和区山花町へ引っ越してきた。小学校は川原小学校、中学は川名中学、高校は向陽高校へ進んだ。
1971年滋賀大学経済学部経営学科入学。当時は一学年220人だった。最初は軟式テニス部とグリークラブに入ったが、軟式テニス部の方は1年で止めてしまった。グリークラブの部員は全30名くらいだった。3回生の時にはテナーのパートリーダーをやった。
グリークラブ時代のことが社会人になって影響したことは何かありますか?
クラブ活動自体は自分の社会人人生にはあまり影響していないが、学生時代のつながりでグリークラブ同期の人の会社の監査役を引き受けることになったこと。
大学卒業後はどのような人生を歩まれてこられたのですか?
大学卒業後は東京の会計専門学校へ入り、2年間通った。かなり勉強した。その後公認会計士の2次試験に合格し、東京の個人の会計事務所へ入った。そこで2年経験し、その後名古屋の大手会計事務所へ入った。その後、独立した。主な業務としては監査法人時代での監査業務、独立開業後は税理士として中小企業の税務相談業務等を行ってきた。大学卒業後公認会計士を目指した理由は大学時代から会計とか簿記が好きだったから。最近は徐々に仕事を絞り、趣味の合唱、ピアノ、異業種交流会を楽しむようになっている。
人生を振り返ってどのような人生でしたか?
改めて人生を振り返ると公認会計士・税理士の資格をとって本当によかったと思っている。この資格でもって、また大学時代の人の縁で仕事ができたと思っている。独立開業後はサラリーマンではなく個人事業主であり、自分の思うようにスケジュールができたことで、仕事と余暇を配分し、余りストレスもなく、やってきた。今までがむしゃらに仕事をしてきたという感はない。
これから社会へ出る滋賀大生へのメッセージをお願いします。
早く自分の適性を見極め、コツコツと努力すればいずれ報われると思う。仕事では相手との信頼関係が大切。人間関係がうまくいっていないと、依頼された顧問先とは長続きしない。滋賀大生に対しては、学生時代の友人を大切にと言いたい。
今後はどうされますか?
今の仕事は75歳で止めるつもり。その後はゆっくり余暇を楽しみたい。
突撃インタビュー山内佳紀(大23)氏

山内さんへの突撃インタビューを終えて:岸の所感

■今回のインタビューは山内さんご自慢の応接室兼娯楽室兼趣味の部屋で実施させて頂いた。
そこには映画視聴用大型スクリーンあり、ピアノあり、バーカウンターありと山内さんの趣味の広さを物語るものであり、その世界にはインタビュー前から感激した。ここが山内さんの元気の源であるとも思った。
山内さんのお話を伺って分かったことは、山内さんご自身が仕事が好きであること、その背景にはごく限られた者しか取得できない、専門性の高い資格(公認会計士・税理士)があり、その裏付けがあってこそ、自分の好きな世界を自ら切り開くことができたと思う。山内さんの人生は企業人にも参考になるものであった。

記:岸 泰志(大30)