俳句例会2019年12月

さる12月14日 、陵水名古屋句会では12月例会を行いました。会場は、 昭和区荒畑駅南にある魚料理屋「うをとよ」でした。例会終了後に、忘年会を実施しました。

講師の先生が選んだ入選句は以下の通りです。

就職試験落ちて見上ぐる六連星
剣を磨す居合漢の冬籠
        伊與雅峯(大6)

冴ゆる馬場鞭打つ騎手の腕しなり
休診日記す貼り紙十二月
        久保 昭(大6)

災害の傷跡癒えぬ年の暮
深夜まで宅急便着く師走かな
        大島一彦(短7)

目覚むればコテージ紅葉のど真ん中
今日こそは句の湧きさうな菊日和
        倉坪和久(大13)

釣瓶落としイルミネーション準備よし
ふぐ鍋や予後良行の立居なり
        青山政弘(大17)

退職の同期見送る落葉道
神留守に老父自ら紙おむつ
冬ざるる客が一人の大旅館
        片岡嘉幸(大25)

記: 片岡嘉幸(大25)

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