俳句例会2022年10月

10月8日(土)13時より、昭和区生涯学習センターにて10月例会が行われました。

先生が選句した句は、以下の通りです。

四阿に暫し憩へり酔芙蓉
三番叟踊りて始む山車車
栗の実のはぜて介護の卓飾る

        石橋 政雄(大6)

珠数栗は越の媼の夜業なる
リハビリの車止めて秋の虹

        伊與 正道(大6)

人はみな葡萄のごとく助け合ふ
町内会敬老の日と讃えられ

        大島 一彦(短7)

蝙蝠のひらひら舞ひて夕涼し
稲刈ればすぐ鳥どもや大わらわ

        倉坪 和久(大13)

船頭は傘寿乙女や曼殊沙華
いつの日か名月行きの車発つ

        青山 政弘(大17)

秋風や路上ライブに客一人
嫁ぐ子と時を過ごすや豊の秋
三人の子供片付く菊日和
嫁ぐ子の新居に運ぶ今年米

        片岡 嘉幸(大25)

■定例句会のお知らせ
・感染症対策を実施して開催しています。
・次回例会は、令和4年11月12日(土)です。・次回吟行は11月21日(月)、場所は祖父江ぎんなんパークです。

記: 片岡嘉幸(大25)

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