
支部総会速報(概要)記事
名古屋支部総会が7月19日(土)、ルブラ王山にて開催された。支部長・荒木俊雄(大29)氏より、名古屋支部は来年5月に百歳を迎えること、新しい取り組みへの参加呼びかけと支部の収支状況が語られた。陵水会理事長・池田直樹(大28)氏からは、陵水会の財政状況等説明と母校の将来性をテーマにAIが作成した音声データを紹介。総会議事では決算承認と支部役員の一部改選があり承認され、昨年の活動報告と今年の計画、予算案の説明があった。
講演会のテーマは「データサイエンスの楽屋裏」。DS学部長・市川治教授より、生成AIが身近になりつつある社会に対しDS学部が優秀な人材を送り出す教育内容や「滋賀大学の考えるDS2.0」を拝聴。
懇親会は別会場にて、陵水男声合唱団の学歌斉唱で始まった。来賓挨拶では経済学部長・能登真規子氏より、キャンパスリニューアルや学科統合の説明、先輩アンケートの案内、滋賀大学基金への呼びかけがあり、支部各担当者が女性部会やNextRyosui昇竜会を説明し、支部顧問・片岡嘉幸(大25)氏の乾杯で会食と歓談の流れが始まった。総会当番幹事の引継ぎが済み、陵水男声合唱団からは貴重な陵水歌集の紹介や、初めて聞く経済学部学生歌の演奏もあった。会場参加者がひとつの輪になった中央で内田誠(大31・ヨット部) 氏がエールを発し、全員で彦根高商歌を歌い上げて閉会となった。
支部総会報告記事
2025年度名古屋支部総会
7月19日(土)、名古屋支部総会がルブラ王山にて開催されました。
まずは司会より開会が宣言されたあと、ご逝去された方(2024年7月~2025年6月までの間)への黙とうが捧げられました。
続いて、名古屋支部長挨拶として、荒木俊雄氏(大29・バトミントン・進藤ゼミ)より「来賓ご臨席へのお礼と、名古屋支部は来年2026年5月29日に百歳を迎えること(今年は支部設立百年目)、名簿上では会員約4,000名の大所帯であること、節目の今年に「女性部会(世話人:今井さん)」を発足させたこと。NextRyosui(東京支部を中心とした活動)の一環として名古屋支部を中心とした「NextRyosui昇竜会」(会長:斎藤さん大52、中日ドラゴンズの野球観戦)を紹介。それら新しい取り組みと「NextRyosui公式LINE」(2025/7/19時点登録者約1,100名=一年間で倍増)への参加呼びかけと、支部の収支・広報活動の状況」が語られました。=支部長挨拶全文を読む=

次に、来賓挨拶として、陵水会理事長・池田直樹氏(大28)からは陵水会の財政状況等説明があり、比較対象のため大学授業料の変遷や他校の同窓会年会費を語られました。そして、滋賀大学は現在、文理融合大学として発展途上にあり、応援し甲斐のある大学になっているとして、その母校の将来性をテーマにAIが作成した音声データの紹介がありました。
ご来賓の皆様
- 滋賀大学経済学部長
- 能登真規紀子氏
- 陵水会理事長
- 池田直樹(大28)氏
- 三重支部長
- 山中利之(大24)氏
- 岐阜支部長
- 大野悦朗(大32)氏
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そして、本日の議事に移りました。
審議事項
第1号議案、第2号議案について、説明のあと承認されました。
第1号議案:2024年度収支報告及び監査報告について
会計監事・堀 洋一氏(大31)より収支報告、監事・表野宏和氏(大29)より監査結果報告。
第2号議案:支部役員一部改選について
支部長・荒木氏からの提案で、期中であるが3名の運営委員が改選されました。卒業年度幹事については、空席になっている大67~73回生の参加呼びかけがありました。
報告事項
2つの報告がありました。
2024年度支部活動報告及び2025年度支部活動計画について
司会より報告と説明がありました。
2025年度陵水会名古屋支部収支予算案について
会計監事の堀氏より、収入は総会会費10,000円、支部年会費300名納入(予定)にて計算。支出は昨年度実績に基づき立案したが、より経費節減に努めると説明されました。
支部総会は以上にて閉会宣言され、休憩を挟んで講演会へ。
講演会
講演会のテーマは「データサイエンスの楽屋裏」。DS学部長・市川治教授より、生成AIが身近になりつつある社会に対しDS学部が優秀な人材を送り出す教育内容や「滋賀大学の考えるDS2.0」を拝聴しました。=追補準備中=
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以上、支部総会と講演会の司会は、名古屋支部副支部長兼幹事長・塚本浩三氏(大30・ソフトテニス・進藤ゼミ)でした。
懇親会
司会が交代して懇親会の開催が告げられると、陵水男声合唱団の滋賀大学学歌の演奏が厳かに始まりました。
来賓挨拶では経済学部長・能登真規子氏より、日頃の御礼が告げられたあと、大学は常に変革を求められているとして資料(百年の計を考える)に沿ったご説明をいただき、先輩アンケートの案内、滋賀大学基金への呼びかけをされました。
「百年の計」を考える―滋賀大学経済学部の不易流行―
キャンパス・リニューアルの紹介
「イニシアティブ棟」
新しく2025年春にオープンした。データサイエンス・AIを軸とした産官学連携を推進する研究・交流拠点であり、役割に応じたソフト&ハード一体の3つの「先進的空間」が備わっている。
■イニシアティブ棟
https://www.shiga-u.ac.jp/information/campus-access/initiativehub/
■イニシアティブ棟完成披露式典を開催
https://www.shiga-u.ac.jp/33713/
「データサイエンスみらい創造館」
2026年秋、旧・大合併講義室の跡地に完成予定。3階建ての大きな建物で、1階は大学生講義室、2階3階は大学院生も使える施設になる。大学院生は現在80名(企業から派遣された院生も多い)だが、100名まで増える計画がある。
入学者定員の推移と学科統合の説明
滋賀大学は長い歴史を有するが、新生の大学となった1949年には学生定員120名としてスタート、次代が進み彦根キャンパスで学生が一番多い時には定員590名だった。歴史的に特徴的なのは、学生数が増える中で時代に合わせて、新しい学科を設けてきたこと。2017年に始まったデータサイエンス学部は、カタカナの名称で大丈夫かと言われたこともあったが、1999年に新設されたファイナンス学科は当時の国立大学で初めてのカタカナの学科であったことなどからも、常に時代を読み取ってきたことがわかる。2023年から改組があり、経済学部は総合経済学科という単一学科になったが、学べる範囲はほぼ変わっていない。
先輩アンケートの案内
人口減少を見据えた学部改革を進めるために、先輩方のご意見を伺いたいとアンケート回答の呼びかけされた。
先輩アンケート ~経済学部の進む道~
[問1]学部の規模と教育に関連して、経済学部が取るべきとお考えになる方策をお選びください。[問2]大学の授業料に関連して、滋賀大学が取るべき方策をお選びください。[問3]経済学部が重点的に取り組むべきとお考えのものをお選びください。[問4]大学院に関して、経済学部・経済学研究科はどのような方針を採るべきでしょうか。
■アンケート回答先
https://forms.office.com/r/86V5X3c862
滋賀大学基金への呼びかけ
一般基金と特定基金の説明等と寄附の呼びかけがありました。
https://www.shiga-u.ac.jp/kikin/
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次に、支部各担当者からの説明がありました。
女性部会
彦根キャンパスでは現在、活発な女子学生が増えている。女性会員の方は、総会出席だけでなく支部活動にもぜひご参加いただきたい。
連絡先:増田(今井)綾乃氏(経院50・大58・邦楽、フットサルサークル・宇佐美ゼミ、阿部ゼミ)。賀大学経済経営研究所客員研究員、滋賀大学経済学部附属史料館客員研究員。
■陵水ゆるっと女子会!in愛知
https://nagoya.ryosui.jp/womens-section/
- ■公式LINE(陵水ゆるっと女子会in愛知)のQRコード
- ■公式LINE(陵水ゆるっと女子会in愛知)のURL
- https://lin.ee/2hgNvPF
Next Ryosui 昇竜会
ドラゴンズファンが集まった試合観戦で、陵水会員・陵水準会員同士の交流を促進する企画。今年は、8/23に懇親会、9/20にスワローズ戦を観戦(予定)。ご興味のある方は、公式LINEに登録して、メッセージをお知らせください。
会長:齊藤祐貴(大57・バドミントン、学園祭実行委員・陳ゼミ)
事務局:齊藤正和(大46・基礎スキー・イーズゼミ)
■Next Ryosui 昇竜会公式LINE
https://lin.ee/Y9ygbac
■名古屋支部の過去記事より>Next Ryosui 昇竜会のご紹介
https://nagoya.ryosui.jp/next-ryosui-shoryukai/
乾杯と歓談、そして閉会
そのあと、支部顧問・片岡嘉幸氏(大25)の発声でやっと乾杯!会食と歓談の流れが始まりました。
食事のほか、挨拶や久しぶりの語り合い・・人の輪ができて・・移動して・・まだまだ続く談笑でしたが、司会の進行が再開すると、まずは総会当番幹事の引継ぎ(大37→大38)が行われました。
そして、陵水男声合唱団の演奏に先立ち、まず指揮者の杉谷哲夫氏(大21・グリー・吉田清彦ゼミ)からは貴重な「陵水歌集」を紹介され、演奏では初めて聞く経済学部学生歌もありました。
最後に、名古屋支部副幹事長・総会部長の内田誠氏(大31・ヨット)に促され、参加者がひとつの輪になると、その中央で内田誠氏がエールを発し、全員で彦根高商歌を歌い上げて閉会となりました。
懇親会の司会は、名古屋支部副幹事長・組織部会長の落合睦司氏(大30・ソフトテニス・清水哲雄ゼミ)でした。
皆様、楽しいひとときをありがとうございました。
また来年、お会いしましょう。
来年度開催予定
開会日:2026年7月25日(土)
会場:ルブラ王山
■総会を終えて
2025年度名古屋支部総会は、92名のご参加をいただきました。ご来賓、ご出席会員、支部関係者の皆様のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。本年度は、能登経済学部長、市川データサイエンス学部長、池田陵水会理事長他をお迎えし、開催致しました。
本総会は37回卒の2名が当番幹事として昨年冬より準備をスタートし、前年度幹事の諸先輩方の引継ぎから始まり、組織部会、総会部会、役員の方々との複数回にわたるご指導、議論を重ねました。一番苦労したのが、会を盛り上げるべき37回卒の同期参加者を十分集め切ることができなかったことです。最終的には37回卒3名、後輩の38回卒から2名、39回卒から1名、40回卒から2名、45回卒から1名、他役員の方々の協力を得て当日の運営を乗り切ることができました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
今回は昨今の物価高を踏まえて、参加費を昨年から2,000円アップの10,000円としたことで、どれくらいの参加者が集まるかが心配でした。結果三連休の初日という事もあってか、2024年度と比較して20名減少してしまいましたが、滋賀県や岡山県から参加いただいた方がおられ、非常にありがたく思いました。
滋賀大学経済学部は、卒業後のOB、OGの結束が強く、年代の幅広い方々との交流は、陵水会総会参加を通しても強く感じます。年度幹事という経験を通しての諸先輩方や後輩の皆様との出会いや経験は、必ず今後の糧になることも実感できました。また参加者全員で円陣を組んで彦根高商校歌を合唱したことも、心に残るイベントになりました。
来年も、皆様にお会いできることを楽しみにしております。
支部長挨拶(全文)~2025/07/19(土)名古屋支部総会にて~
皆さん、こんにちは!
支部長の大学29回荒木でございます。
本日は厳しい暑さの中、ご参加賜りましてありがとうございます。
また、ご来賓としまして、我らが母校滋賀大学から、経済学部の能登学部長様、データサイエンス学部の市川学部長様、そして、陵水会本部から池田理事長様、三重支部から山中支部長様、岐阜支部から大野支部長様、お忙しい中ご臨席賜りまして、誠にありがとうございます。
さて、名古屋支部は、来年の5月29日に、百歳の誕生日を迎えます。今年は、支部設立後、100年目の節目の年にあたります。現在、当支部は、名簿上では約4000名の大所帯です。年々、女性会員が増えておりますので、いよいよこの節目の年に、女性部会を発足させました。後程の懇親会の場でご挨拶頂きますが、大学58回の今井さんに、その世話人を務めて頂きます。お手元の資料の中に、女子会への勧誘のチラシを入れてありますので、お知り合いの女性会員の皆様へのご案内を、是非宜しくお願い申し上げます。
また、東京支部を中心に活動しています、ネクスト陵水の活動の一環としまして、名古屋支部を中心に、中日ドラゴンズの試合を観戦するネクスト陵水昇竜会の活動がございます。こちらにつきましても、その会長を務めていらっしゃいます大学62回の斎藤さんに、懇親会の場で、活動のご紹介をして頂きます。
合わせて、もう1枚チラシを配布しておりますが、ネクスト陵水公式LINEへの参加登録を、是非お願い申し上げます。現在登録者は1100名弱で、1年前に比べて倍増しております。
ところで、昨年、支部長就任のご挨拶でも申し上げましたが、お手元の資料どおり、名古屋支部の収支はトントンで、非常に脆弱な財政状態となっております。会員が総勢約4000名にもかかわらず、支部会費2000円をお納め頂ける方が約300名という状況です。現在は、300名の年会費で、4000部の名古屋支部会報を作成し、会員の皆様全員に郵送しております。時代の流れと現在の収支状況を鑑みまして、支部会報の廃止も検討したいと思います。
その代わりに、メルマガとホームページを、更に充実させたいと思います。メルマガにつきましては、現在の登録者は620名程です。皆様にチラシをお配りしてありますので、まだご登録をされていらっしゃらない方は、是非ご登録をお願い申し上げます。
いずれにしましても、来年の百歳の誕生日に向けて、運営委員一同、知恵を絞って力を合わせて、より活性化した名古屋支部を創ってまいる所存です。今後とも、皆様のご理解と絶大なるご支援を賜りますことをお願い申し上げまして、私の挨拶と致します。どうもありがとうございました。