いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、母校にはOBをはじめ各所から、様々な支援が届いています。
例えば、2020年4月下旬、滋賀大学を修了・卒業した中国人留学生有志66名からマスク1万枚が大学に寄付されました。現在、学生は寄付されたマスクをキャンパス内でもらうことができます。
寄付されたマスクの箱には次のような詞が添えられていたそうです。また、2020年6月、滋賀大学は生活に困っている一人暮らしの学生に近江米や食料品などを提供しました。これは滋賀県と同学両キャンパスの後援会(在学生の保護者で成る組織)による支援だそうです。
当初、滋賀県が滋賀大学に用意した支援は240人分。下宿生を対象に希望者を募ったところ大津、彦根キャンパスで提供数を上回る申込みがありました。そこで、不足する分を両キャンパスの後援会が支援し、希望者全員に提供したそうです。
新型コロナウイルス感染症の影響は、残念ながらしばらく続きそうです。4月以降、彦根ではベルロード沿いにある飲食店が何件か閉店しました。また、母校では春学期のすべての講義がオンラインとなりました。学生はアルバイト先をなくしたり、友人と会えない日々を過ごしたりしています。その一方、学生生活を取り戻そう、あるいは、新たに始めようとする学生の動きも、少しずつみられるようになってきています。
記: 今井綾乃(大58・院41)
■大学ホームページの関連情報
(2020/05/01)卒業した留学生よりマスクの支援
https://www.shiga-u.ac.jp/2020/05/01/75677/
(2020/05/29)マスクの寄付ありがとうございました
https://www.shiga-u.ac.jp/2020/05/29/76552/
(2020/06/08)滋賀県と後援会から希望する学生全員へ食料支援
https://www.shiga-u.ac.jp/2020/06/08/77149/