彦根の春2022年

令和3年度卒業式

コロナ禍3年目の春。琵琶湖ブルーの学位記を片手に、マスクをしながら正門で写真を撮り合う滋賀大生の姿。2022年3月25日、卒業式が挙行された。学部卒業生は経済学部が451名、データサイエンス学部が92名である。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度も学部別に会場が設けられた。経済学部がひこね市文化プラザ、データサイエンス学部が講堂である。講堂では竹村彰通データサイエンス学部長(現、滋賀大学学長)がピアノの生演奏で卒業生を送り出した(曲目:幻想即興曲、ショパン)。恒例の陵水会による謝恩会は中止。代わりに式典で卒業生へのメッセージ動画を配信。式が終わると、両学部卒業生の多くが彦根キャンパスに集まって、記念撮影。華やかであった。

令和4年度入学式

彦根で桜が咲き始めた4月4日、入学式が挙行された。学部入学生は経済学部が500名、データサイエンス学部が104名である。会場は大津市のびわ湖ホール。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度も学部別に式典の開始時間が設けられた。感染拡大の中で入学試験を乗り越えた彼ら。どうか滋賀大学で充実した学生生活を送ってほしい。

新年度が始まり

新年度が始まり、大学では対面とオンラインの講義が行われている。キャンパスは学生で賑わっている。彼らは感染対策に苦慮しながらも、各クラブの新歓活動も始めた。満開の桜の下で、新しい仲間とどの部活に所属するか相談し合う新入生。彼らの手には勧誘のチラシ、ではなくスマホ。先輩たちはSNS、オンライン、動画配信などを使い、新入生をクラブ活動に誘導している。いかに新入生の目を引く宣伝ができるか。媒体は違えども、いつの時代も先輩の腕が試されている。

彦根の春2022年

記:今井綾乃(大58・院41)
※写真撮影:八木謙樹(経院47)

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